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2010年9月8日水曜日

プロローグ

なにわ活版研究所(なに活)は、株式会社大同印刷所が運営する活版再生プロジェクトです。
プロジェクト立ち上げ当初、活版部(仮)として当社のWebサイト「UVxDesign」のブログに居候する形でスタートしましたが、この度「なに活」として独り立ちさせる事にしました。

当社は昭和12年に活版印刷業として創業しました。
昭和50年代のオフセット印刷への全面移行を機に活版印刷機と活字を処分し、活版印刷のノウハウも継承される事無く一旦途絶えてしまいました。

2007年12月、ご縁あって手フート(手キン)と呼ばれる手動式の活版印刷機を2台お譲り頂くことになりました。



そして活版印刷のことを学ぶうち、箔押し、エンボス、型抜きも可能なハイデルのプラテンTP(Windmill)という活版印刷機があることを知ります。
特殊紙のUVオフセット印刷に取り組んでいる当社にとって、印刷機と加工機を兼ねるハイデルのプラテンはとても興味深い印刷機でした。
そのハイデルのプラテンとデルマックスという印刷機を2010年5月と6月に入手できたことで、活版印刷を製品として送り出したいと強く願うようになりました。

小ロット特殊紙UVオフセット印刷サービス「UVxDesign
株式会社大同印刷所公式ホームページ