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2016年7月14日木曜日

活版TOKYO2016に参加しました

本の街、東京の神田で7月1日から3日まで活版TOKYO2016が開催されました。
なに活は二日目と三日目に参加させていただきました。















ポストカードやポスターに加え、輸入活字を並べて開店準備完了。















開始直後から多くのお客さまで会場は終日賑わいました。
若い方から年配の方まで年齢層が幅広いように思いました。















タイポグラフィー、ルリユール、手漉き和紙など、ブックアートに関わる職業の方も多くて、お客さまとのお話しも弾みました。
輸入活字についてのお尋ねも多く、鋳造機の種類やピンマークについてなど専門的なご質問もあり、日本では入手できない珍しいディスプレータイプが好評でした。
















校了ポストカードが売り切れてしまったことからも本の街をあらためて実感。












お隣の築地活字さんのブースには掘り出し物のお宝が。
海外からのお客さまが活字ホルダーをお買い求めになられていました。
突如「通訳して」とお声が掛りあせりましたが、何とかお役目を果たせたようです。















築地さんのお隣で紙でできた活字でワークショップをされていたPaper Parade Printingさん。
紙とレーザー加工機の特製を考慮して書体をデザインされたそうです。















こちらは紙活字用に作られた特製のプレス機。















研究社印刷さんによる英語語源辞典の組み版の展示がありました。
辞書の活字組み版を見たのは初めてです。















築地活字の平工さんとFIRST UNIVERSAL PRESSの渓山さんとトークショーに参加しました。
大先輩に囲まれて緊張しました。















二日目終了後に出展者の懇親会があり、いろんなお話が聞けて楽しかったです。
短い期間の滞在ではありましたが、たくさんの出会いが印象に残る旅となりました。
最後にご来場いただいたお客さま、ボランティアスタッフと運営スタッフの皆さまにあらためて御礼申し上げます。
なにわ活字店