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2017年7月24日月曜日

活版TOKYOに出展しました

7月14日(金)から16日(日)の3日間にわたって、本の街、東京の神田にて開催された活版TOKYOに参加してきました。
開場間もなくから終日にわたって多くのお客さまがご来場されていました。

















昨年に続いて15日(土)と16日(日)の二日間、なに活も出展させていただきました。
若い方から年配の方まで幅広い年齢層のお客さまにお越しいただいたのが印象的でした。
装飾活字の組版についてお尋ねいただいたり、LINOTYPEの母型やスラッグに関心を寄せられる方がいらっしゃるなど、活版についてお詳しいお客さまもたくさんいらっしゃいました。
昨年もそうだったのですが、普段はめったに売れない「校了」カードが売り切れてしまうのは土地柄でしょうか。

















活版の先輩がブースにお立ち寄りになられたので、以前刷った原色版(活版のカラー印刷)のカードをご覧いただいたところ、線数やら版の種類などで話題が尽きません。
出展者のMさんも原色版の話しとなると止まりませんし、原色版の話題だけでもこれだけ盛り上がることができるのも、このイベントならでは。
1年ぶりに会う出展者の方たちとの情報交換も楽しみの1つ。
紹介していただいたり、紹介したりと活版の輪が拡がります。
作品を見せていただいたり、史料に関する情報交換をしたり、懇親会でおバカな話しではしゃいだり。
凄いなと思う方々には敬意を込めて「ヘンタイ」と呼んでおりますが、たくさんのヘンタイさんが一同に会する懇親会場は熱かったです。

















今回の戦利品。
「活版印刷の話が聞きたい」は読みごたえがあって楽しかったです。
活版好きにはおすすめです。
会場でお会いした活版の先輩からは手フートをお譲りいただくことになりました。


















活版TOKYOは作品発表の場としてだけでなく、交流の場でもあり、学びの場でもあることが魅力のイベントですね。
ご来場いただきました皆さまと、企画・運営を担っていただいたスタッフの皆さまに改めて御礼申し上げます。