オリジナルの塗装を剥離します。
剥離剤を塗ってしばし放置。
ゴシゴシこすって、また剥離剤を塗ります。
これを何度か繰り返します。
鋳物の地肌が出てきました。
塗装の剥離が完了しました。
塗装しない部分をマスキングします。
いよいよ塗装開始です。まずは塗りにくい部分に色を乗せます。
薄く塗装して乾燥、また塗装を繰り返して徐々に塗膜を厚くしていきます。
細かなパーツは吊るして乾燥します。
角度を変えながら塗り残しがないよう塗り重ねます。
塗膜が厚くなってツヤが出てきました。
塗装が完成しました。
土台もリフレッシュ。
入手時に欠品していたネジの手配を某社にお願いしていたのですが、現物を預けていたのに間違ったものが届きました。
再度問い合わせると、古い規格のものなので入手不可との回答。
そこで新・活字ホルダーでお世話になっている廣田さんにヘルプコールをしたところ、活字鋳造機など古い機械の修理のご経験から、旧JIS規格かイギリス規格のウィットねじではないかとのことでした。
ウィットネジであれば入手可能なので、ネジの規格を調べてみるようにとのアドバイスをいただきました。
早速ネジのピッチを測るゲージを購入して調べてみると、今でも入手が可能なウィットネジでしたので無事入手することができました。
つづく
Contents
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2015年2月22日日曜日
2015年2月9日月曜日
手フートの飼い方 レストア編②
塗り直しのため、分解しながらインキ汚れやサビを落としていきます。
最初にハンドルを外そうとしますが、軸に打たれたクサビがピクリとも動きません。
潤滑剤を吹いたり、ハンマーで衝撃を加えたり、バーナーで炙ったり、悪戦苦闘しました。
古い鋳物ですのでレバーを割ってしまう可能性があり、諦めようかと思った頃にスルリと抜くことができました。
あとは順調に外せました。組み立ての時迷わないように整理しながら進めます。
スクレーパーやワイヤーブラシで大まかに錆びを落とした後、錆び落としのケミカルに漬け置きします。
土台の無垢板の汚れも綺麗に。木目が見えるようになりました。
必要以上に分解すると、組み立てた後の調整が面倒になります。
ここまでバラせば塗装できますので、分解はここまでにします。
つづく
最初にハンドルを外そうとしますが、軸に打たれたクサビがピクリとも動きません。
潤滑剤を吹いたり、ハンマーで衝撃を加えたり、バーナーで炙ったり、悪戦苦闘しました。
古い鋳物ですのでレバーを割ってしまう可能性があり、諦めようかと思った頃にスルリと抜くことができました。
あとは順調に外せました。組み立ての時迷わないように整理しながら進めます。
スクレーパーやワイヤーブラシで大まかに錆びを落とした後、錆び落としのケミカルに漬け置きします。
土台の無垢板の汚れも綺麗に。木目が見えるようになりました。
必要以上に分解すると、組み立てた後の調整が面倒になります。
ここまでバラせば塗装できますので、分解はここまでにします。
つづく
2015年2月5日木曜日
手フートの飼い方 レストア編①
昨年末に入手した手フートは、入手前から判っていた事なのですが酷いコンディションでした。
ローラーは1本が欠品で、残った1本は溶けてチェースに固着してしまっており、レバーを動かすことができませんでした。
また、インキローラーを動かすアームを構成するネジが1本欠品しているのと、インキディスクの全面に乾いたインキが固着しています。
良く見かけるNGIのテフートより一回り小さいので、旅のお供に連れだす事を目標にレストアを開始します。
固着したチェースを力ずくで外すとレバーが動くようになりました。
ローラーはこの通りボロボロの状態です。
ローラーを取り外し、ローラー屋さんに巻き替えをお願いしました。
不足の1本は芯から新調することにしました。
ローラーコロは揃っていましたが、念のため径を測ってみるとバラバラ。
やむなくコロも製作することにしました。
ここまでは昨年のうちに段取りを済ませていました。
年始からは手つかず状態でしたが、ようやく昨日から作業再開です。
まずはインキのこびり付いたディスクを綺麗にすることにします。
固まったインキは、通常の洗浄液では全く落ちませんでした。
こういう時はインキ落としのケミカルの出番です。
しばらく時間を置いて、ウエスでゴシゴシ。
ようやく半分落とせました。
出来上がり。カメラを構えるなに活が写り込んでいます。
エクボが幾つかあるのに気づきました。
恐らくほとんど印刷には影響がないと思います。
胴張りを取ると、ブランケットを接着していた両面テープが圧盤に残りました。
これも固着していて厄介でしたが、ケミカルの力を借りて綺麗に剥がせました。
本体を明るい色に塗り替えようと思いますので、土台の木を外します。
マイナスネジなのでナメないよう慎重に外してみたところ、何と単板の無垢材でした。
年数を経た木なのでギターにしたら良い音を奏でるかもしれませんね。
つづく
ローラーは1本が欠品で、残った1本は溶けてチェースに固着してしまっており、レバーを動かすことができませんでした。
また、インキローラーを動かすアームを構成するネジが1本欠品しているのと、インキディスクの全面に乾いたインキが固着しています。
良く見かけるNGIのテフートより一回り小さいので、旅のお供に連れだす事を目標にレストアを開始します。
固着したチェースを力ずくで外すとレバーが動くようになりました。
ローラーはこの通りボロボロの状態です。
ローラーを取り外し、ローラー屋さんに巻き替えをお願いしました。
不足の1本は芯から新調することにしました。
ローラーコロは揃っていましたが、念のため径を測ってみるとバラバラ。
やむなくコロも製作することにしました。
ここまでは昨年のうちに段取りを済ませていました。
年始からは手つかず状態でしたが、ようやく昨日から作業再開です。
まずはインキのこびり付いたディスクを綺麗にすることにします。
固まったインキは、通常の洗浄液では全く落ちませんでした。
こういう時はインキ落としのケミカルの出番です。
しばらく時間を置いて、ウエスでゴシゴシ。
ようやく半分落とせました。
出来上がり。カメラを構えるなに活が写り込んでいます。
エクボが幾つかあるのに気づきました。
恐らくほとんど印刷には影響がないと思います。
胴張りを取ると、ブランケットを接着していた両面テープが圧盤に残りました。
これも固着していて厄介でしたが、ケミカルの力を借りて綺麗に剥がせました。
本体を明るい色に塗り替えようと思いますので、土台の木を外します。
マイナスネジなのでナメないよう慎重に外してみたところ、何と単板の無垢材でした。
年数を経た木なのでギターにしたら良い音を奏でるかもしれませんね。
つづく
2015年2月3日火曜日
小口染め(Edge Painting)サンプルプレゼントのおしらせ
なに活の小口染めは、紙の表裏への滲み出しがほとんど無いように加工しております。
また、小口染めの色はご希望の色を指定していただけます。
1辺のみ、2色、グラデーション、角丸との組み合わせなど、ご希望によってアレンジも可能です。
人気の高い3銘柄のサンプルをご用意致しましたので、この機会にぜひご検討ください。
・特Aクッション0.6
・クレーンレトラ<199>スノーホワイト199>
・ハーフエア<180>コットン180>
※小口染めのご注文を検討されている方が対象です。
※予定数に達し次第終了します。
※数に限りがある為、お申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。
なお、当選の通知は発送をもってかえさせていただきます。
※小口染めのみの加工は承っておりません。
※印刷インキと小口染めインキは異なりますので、発色が若干異なることがあります。
※表裏への滲み出しは用紙の銘柄によって異なります。
※同業の方への配布は控えさせていただいております。
また、小口染めの色はご希望の色を指定していただけます。
1辺のみ、2色、グラデーション、角丸との組み合わせなど、ご希望によってアレンジも可能です。
人気の高い3銘柄のサンプルをご用意致しましたので、この機会にぜひご検討ください。
・特Aクッション0.6
・クレーンレトラ<199>スノーホワイト199>
・ハーフエア<180>コットン180>
※小口染めのご注文を検討されている方が対象です。
※予定数に達し次第終了します。
※数に限りがある為、お申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。
なお、当選の通知は発送をもってかえさせていただきます。
※小口染めのみの加工は承っておりません。
※印刷インキと小口染めインキは異なりますので、発色が若干異なることがあります。
※表裏への滲み出しは用紙の銘柄によって異なります。
※同業の方への配布は控えさせていただいております。