【Wood Type Party! オープンスタジオ2015】
2015年7月25日(土)にオープンスタジオを開催します。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.facebook.com/events/1438234766481757/

【Ask about our custom printing】
オールド活版印刷機でレタープレス、箔押し、エンボス、デボス、バーコ(盛上げ)、小口染めの印刷・加工をしている大阪の活版印刷所【なに活】です。
名刺、招待状、ステーショナリー、年賀状のカスタムプリンティング承ります。 ワークショップや、活版印刷機の時間貸しもしています。

 なにわ活版研究所 ホームページ
 http://www.nanikatsu.jp/

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 活版ワークショップ in 大阪
 6月27日(土)は満席になりました。
 http://www.did.co.jp/nanikatsu/workshop/
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 Prismショップ  レタープレスと紙雑貨
 http://letterpress.theshop.jp/
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 なにわレタープレス製版所 樹脂版の製版サービス
 http://goo.gl/yG97kx

2015年6月20日土曜日

もう1つのモノタイプ・ストーリー

Monotype (モノタイプ)はTolbert Lanston (トルバート・ランストン, 1844-1913)が、1887年に取得した特許をもとに発明され、改良を加えられながら1897年頃までに完成された欧文の自動鋳植機です。















穴を開けた巻紙で自動演奏するピアノにヒントを得たと言われています。
活字を1本ずつ鋳込んで植字する点でLinotypeとは異なり、主に書籍の組版に利用されました。















キーボードとキャスター(鋳造機)の2基に分かれて構成されているため、全盛期には鋳造機1台あたり2~3台のキーボードを設置したといいます。















キーボードを押すと文字ごとに決まった穴を紙のリボンに開け、鑽孔テープをつくります。















次に、鑽孔テープをキャスターにかけると母型が選別され、鋳造、植字を行います。















場所を取って重たい活字に替わり、鑽孔テープは再版のための記録手段としても有用でした。















トルバート・ランストンはアメリカでLanston Monotype Co.を設立した後、イギリスに姉妹会社Lanston Monotype Corporation Ltd.の設立を認めました。
このイギリスのLanston Monotype社は、1931年に社名からランストンの名を取ったあと組織の再編を繰り返し、今日のNASDAQ上場企業であるアメリカのMonotype Imaging Inc.をはじめとする世界的なMonotypeグループへと発展を遂げました
つまり、妹分がモノタイプのブランドを継承することになったのです。
















一方、姉分であるLanston Monotype Co.は1969年にAmerican Type Founders (ATF) に買収された後、しばらくしてMackenzie & Harris( M & H Type の前身)に売却されました。
後にArion PressのHoyem氏がMackenzie & Harrisを買収する際、Lanston Monotype Co.の権利部分についてはカナダ在住のGerald Giampaが買い取りました。
Lanstonの父型から鋳造設備まで入手したGiampa氏は、2000年の高波で壊滅的な被害を受けるまで生産を続けていました。
高波の被害の後はデジタル化に取り組んでいましたが、2004年、P22 Type Foudryに書体の権利を譲りました。 
現在、P22 Type FoudryLanston Monotype Co.の流れを汲むデジタルフォントをLanston Type Company (LTC Collection) のブランドでリリースしています。

(写真は2014年10月にM&H Type訪問の際に撮影)

2015年6月18日木曜日

木活字のデジタル書体

アメリカの代表的な木活字メーカーだったハミルトンの書体が、P22 Type Foundryよりデジタル化されてリリースされています。

Hamilton Collection












なに活は全書体購入済みですので、デジタルデータに木活字書体を使いたいというご依頼にもお応えできます。












権利関係の怪しげなフリーフォントではないので、CSRを求められるオフィシャルな案件にも安心してご利用いただけます。

書体見本はこちら

余談ですが、P22 Type Foundryには自動鋳植機のモノタイプを開発したトルバート・ランストンの流れを汲む興味深い話しがありますが、別の機会にて。


2015年6月9日火曜日

名塩和紙と2色刷り

兵庫県西宮市の北部、名塩(なじお)と言えば「名塩千軒」と言われるほど紙漉きが盛んだった産地。
その名塩に土粉(泥土)を加えて漉く名塩紙を今に伝える洪哉(こうや)さんがあります。
先日、洪哉さんの手漉き紙にてお名刺のご注文をいただきました。
ご依頼いただいたのは植物や昆虫など自然の美しさをテ ーマに国内外でご活躍されているアーティストのAsuka Hishiki 様。
多色刷りというリクエストでしたので、お目に掛かって綿密に仕様のお打合せさせていただきました。
今にも動き出しそうなイラストの生命感を引き立てるため、強めのインプレッションで立体感を演出しました。

Aska Hishiki http://greenasas.com/
Hundreds of Insects http://greenasas.blogspot.jp/
















洪哉さんの手漉き紙には、雁皮(名塩鳥の子)、雁皮間似合(泥入り)、普通間似合(漉き返し泥入り)があり、間似合紙には配合する土粉によってカラーバリエーションがあります。
在庫は常に変動しておりますので、ご希望の方はお問合せください。













谷徳製紙所/洪哉(こうや)さんの訪問記

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