【Ask about our custom printing】
オールド活版印刷機でレタープレス、箔押し、エンボス、デボス、バーコ(盛上げ)、小口染めの印刷・加工をしている大阪の活版印刷所【なに活】です。
名刺、招待状、ステーショナリー、年賀状のカスタムプリンティング承ります。 ワークショップや、活版印刷機の時間貸しもしています。

大阪府公安委員会 第62113R030016号 株式会社大同印刷所

 なにわ活版印刷所 ホームページ
 https://www.nanikatsu.jp/

   
 活版印刷ワークショップ in 大阪
 レギュラーワークショップは当面お休みします。
 
   
  Prismショップ  レタープレスと紙雑貨
   
  なにわ活字店 欧文活字と装飾活字の販売*
   
  なにわレタープレス製版所  樹脂版の製版サービス

2011年12月29日木曜日

今年最後のやってもた事件!

2011年、最後のニュース。
インキディスクは錆だらけ、しかもチェースが欠品…。
飼ってはいけない手フートとしての条件ピッタシ!

手フートの飼い方② 買ってはいけない手フート
http://kappan.did.co.jp/2011/03/blog-post_08.html

しかーし、何故だか私がレストアしてあげなくては、と思い込んでしまったのです!
人には飼うなと言っておきながら、自分が飼う・・・。
思いっきり矛盾してますね。
反省・・・。

そんなかわいそうな手フートが今日、なに活にやってきました。
手フートのパーツは個体ごとに微妙にサイズが異なることがありますのでドキドキでしたが、手持ちのチェースがぴったり合ってホッと一安心。
レタープレスの神様?が微笑んでくださいました!
それでは皆さま良い新年をお迎えくださいませ。
Happy Printing!

2011年12月28日水曜日

Happy Printing!

2011年も多くの方々とのご縁をいただきました。
お世話になりました皆々様、誠に有難うございました。

 印刷のご用命をいただいたみなさん
 Prismショップにお越し頂いたみなさん
 ワークショップにご参加いただいたみなさん
 ワークショップやイベントでコラボいただいたみなさん
 活字鋳造と活版印刷の大先輩たち
 プライベートプレスのみなさん
 etc.

活版・レタープレスを通じて、海外の方々を含む沢山の出会いに多くの気付きと学びを得ることができました事、深く感謝申し上げます。
また、共に研鑽しあえる仲間と出会えたことも大きな喜びです。
2012年も「紙と印刷にまつわるドキドキワクワク」をお届けできるよう研鑽して参る所存です。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
どうぞ良い新年をお迎えください。


















Happy Printing!

2011年11月28日月曜日

12月度【活版ワークショップin大阪】開催のお知らせ

手動式の活版印刷機年賀状印刷しませんか

《開催日時》
12月17日(土) 午前の部 : 9時~12時 午後の部 : 14時~17時
《ワークショップの概要》
手動式の活版印刷機で印刷体験する半日のワークショップです。
※印刷機は1人1台の割り当てですので、思う存分印刷を楽しめます。
※ナビゲーターが操作のご案内をさせていただきますので、初めての方でも安心です。
※特殊紙大好きスタッフが厳選した特殊紙を刷り比べできます。
※どなたでも楽しく安全に楽しめる水性インキをご用意しています。
 白・金・銀を含め10色のインキを自由に調色できます。
 (油性インキも選択できます)
※樹脂版を使用しますので、自由なデザインを印刷できます。(活字は使いません)
※レインボー印刷やグラデーション印刷、バーコ印刷などの特殊印刷も体験できます。
※作品づくりに没頭できる時間貸しコースも有ります。
(経験者限定。ナビゲーターの付き添いはありません)
(開催場所)
なにわ活版研究所
大阪市北区大淀中3丁目8-11
株式会社大同印刷所 1F
TEL:06-6453-2041 FAX:06-6453-2003

前回のレポートはこちら

《既成のデザイン年賀状もご用意しています》
※デザイン年賀状をご希望の方は、画像下のコードを備考欄でお知らせください。
※用紙・刷り色はイメージです。
S23










S15






  



S17











S01













S19

S24

 












《お申し込み方法について》
※下記の申し込みフォームからお願い致します。
※ご応募多数の場合は抽選となることがあります。
 「お申し込み」=「予約成立」ではございませんので、ご了承願います。
※ご予約成立後、1週間以内に参加費のお振込をお願い致します。
※お客さまのご都合による予約のキャンセルは出来ません。
****************************************************************************
名刺印刷コース 4,800円(3h) ⇒ 申込み
はがき印刷コース 5,500円(3h) ⇒ お申込み
※参加者がデザインしたデータを樹脂版に製版して印刷します。
※年賀状の既成デザインもご用意しています。
※樹脂版の製版も体験できます。
※ナビゲーターが操作のご案内をさせていただきますので、初めての方でも安心です。

【用 紙】ハーフエアコットン<180>、クッション紙など10銘柄の特殊紙を30枚。
               持ち込み可。
【インキ】水性インキ(金銀白を含む10色)。ご希望の方は油性インキも選択できます。
     初めての方やお子様には水性インキをおすすめしています。
     色替えが楽で、レインボー印刷も簡単に楽しめます。
     本格的にチャレンジしたい方や、バーコ印刷が目的の方には油性インキを
     おすすめします。 
【印刷版】樹脂版(1版)を使います。2版目以降はオプションで追加可。
                活字は使いません。
【オプション】樹脂版(2版目以降)1,000円/版。用紙の追加10枚500円
                    亜鉛版(名刺サイズで2,000円~)
                    終日コースに変更(3,000円)
                   ※樹脂版の追加は入稿時までにお申し込み下さい。
****************************************************************************
時間貸しコース(経験者のみ) ⇒ お申込み
4,000円(3h/台)、追加1,000円/1h
 ↓詳細はこちらをご覧ください↓
 http://kappan.did.co.jp/p/blog-page_3306.html
****************************************************************************
《データ作成・入稿について》
※データ作成のポイントや注意事項はこちらをご覧ください。
※入稿期限は、ワークショップ当日の1週間前です。
※入稿方法は、参加者様にメールでご案内致します。

《ナビゲータのご紹介》
 toku(うお座、AB型)
癒し系天然属。愛想笑いが苦手。かわいい雑貨に目が無い紅一点。
得意技:レインボー印刷、グラデーション印刷
ひと言:世界でひとつの作品を一緒に作りましょう ^0^/

 miya(おうし座、B型)
一見草食系に見えるソフトな物腰だが、根は体育会系。研究熱心。
得意技:グラデーション印刷、バーコ印刷
ひと言:活版印刷を楽しんでいただけるよう、がんばります!

 Y(ふたご座、O型)
なに活の所長。活版資材やコットンペーパーを輸入するほど活版にはまる。
10月にはアメリカ製のVandercookという印刷機(プルーフプレス)まで輸入してしまいました。
得意技:印圧
ひと言:心に残る印刷をお手伝いします!

Letterpress workshop in Osaka,Japan[Nanikatsu]


2011年10月26日水曜日

スペシャルWSのご案内

11月26日(土) スペシャルWS
「はじめてのリノ・カット」 by 二階武宏
午前の部 9時~13時、午後の部 14時~18時
参加費 4,800円(材料費込み)

参加のお申込みはこちら

晩年のピカソの作品で知られるリノカット(リノリウム)による作品づくりを、アーティスト・版画家の二階武宏氏にご指導いただきます。
版画家とレタープレススタジオのコラボレーション・ワークショップです。

【リノカットとは?】
リノカットとはリノリウムという建築床材料を版とした版画技法の一つで、加工がしやすくダイナミックな線や力強いベタ面をだすのに適した凸版画です。
彫刻刀は木版画と同じく三角刀や丸刀をつかいます。
加工がしやすいので初心者でも気軽に楽しんで頂けます。
過去にはピカソやマティスなどの巨匠も多数のリノカットによる作品を制作しています。
【WSの内容】
ア-ティスト・版画家の二階武宏氏が丁寧に指導して下さいますので、はじめての方でも安心です
下絵と道具のご用意もございますので、手ぶらの参加もOKです。
(オリジナルデザインをご希望の方は下絵をお持ちいただくか、当日お書きください。)
下絵をもとにリノリウムを彫刻し、バレンや活版印刷機で摺りとります。
彫り、手摺りの面白さ、プレスでの刷りを楽しんでいただけます。
リノカットの年賀状やオリジナル版画を制作してみませんか?













【二階 武宏 氏】
1980年愛知生まれ
ア-ティスト・版画家。木口木版を中心に作品を発表
2004年京都精華大学芸術学部造形学科版画分野卒業

2004年 第72回日本版画協会:山口源新人賞
     (05奨励賞、07、08準会員佳作賞、10優秀賞)
2006年 文化庁国内研修員
2008年 高知国際版画トリエンナ-レ 佳作賞
      京展 須田賞
京都市芸術新人賞
2010年 川上澄生木版画大賞.準大賞

(展覧会歴)
京都・大阪・名古屋・浜松・前橋で個展。グループ展多数
タイ・アメリカ・ポ-ランドなど国際交流展に参加
現在、日本版画協会、版画京都展実行委員会・会員
京都精華大学非常勤講師

(Facebook)
http://www.facebook.com/nanikatsu#!/pages/%E7%89%88%E7%94%BB%E5%AE%B6%E4%BA%8C%E9%9A%8E%E6%AD%A6%E5%AE%8Fprintmakingdrawing/111442962279574

【Exhibition】
二階武宏 展(木口木版、ペン画)
11月4日(金)11時-12日(土)17時
乙画廊
大阪市 北区 西天満2-8-1 大江ビルヂング101 tel:06-6311-3322
http://www.facebook.com/nanikatsu#!/event.php?eid=124550470985268


【使用予定機材】
バレンによる手摺りの他、活版印刷機などによる印刷体験も予定しています。

Vandercook SP-15(アメリカ製のプルーフ・プレス)
※整備状況により使用できない場合があります。
手フート(手引き活版印刷機)
ミニプレス機 

ただいま参加者のお申込みを受け付け中です。
上部のリンク先のフォームよりお申込みください。

2011年10月17日月曜日

特殊紙のデザイン年賀状はじめました!

特殊紙年賀状のご注文受け付けを開始しました。
http://www.did.co.jp/nenga/
活版(樹脂凸)の既成デザインも、こちらのサイトでお申込みいただけます。

11/20まで早割りキャンペーンやってます。
毎年ぎりぎりという方!(私もです・・・)、今年は早めのご準備はいかがでしょうか?

データ入稿をご希望のお客さまは、こちらからお問い合わせください。
http://kappan.did.co.jp/p/blog-page_6511.html

2011年10月5日水曜日

PRISMショップからのおしらせ

10月16日(日)に奈良県生駒市にあるエクステリアパーク コンパスさんのイベント「秋の大感謝祭」にブースを出させていただく事になりました!
木活字カード立てや特殊紙メッセージカードなど、様々な雑貨を販売する予定です。
お近くの方はこの機会にぜひお越し下さいませ♪

日時 : 10/16(日) 10時~17時
場所 : エクステリアパーク コンパス
      奈良県生駒市南田原町393
     アクセスはこちらから→ http://www.nara-kisho.co.jp/access/

2011年10月3日月曜日

手フート vs てきん アンケート


手フートという呼び方の由来については、当時輸入された足踏み式の印刷機(Foot Press)をフート印刷機と呼んでおり、手動式を手フートと呼んだという話しを聞きましたが、テキンの由来が判りません。
どなたかご存じでしたら、ぜひお教えください。
なお、1万5千台を生産したNGIのロゴでお馴染みの永井機械製作所では手フートと呼んでいます。
http://www.nagaikikai.co.jp/faq/cat25/cat26/post_70.html

2011年9月30日金曜日

【祝】Bowne & Co., Stationers再開へ!

Bowne & Co., StationersはNYのThe South Street Seaport Museumにあるレタープレスとステーショナリーのお店です。
19世紀に栄えた港を観光施設としたSouth Street Seaport Museumの一部として、19世紀の雰囲気の残る店内で古い足踏み式の印刷機による印刷と、カードや雑貨類の販売をしていました。

公式HP(更新されていません)
http://www.southstreetseaportmuseum.org/index1.aspx?BD=9147

店内の様子(元スタッフたちによるHP「Friends of Bowne」)
http://friendsofbowne.wordpress.com/photos/


ところが2011年2月中旬、上部組織のSeaport Museumの財政的な問題から閉店されてしまいます。
公式HPは更新されずに放置されたまま何の告知もなく、5月の出張では閉店を知らずに訪問し、大変がっかりしました。
NY到着の翌日で寝不足と時差から目眩がしていたこともあり、店の前のベンチ座り込んで、しばらく動けませんでした。
定休日や営業時間をWebで下調べして行きましたので、店頭にも何の告知も掲示されていないため訳が判らなかったのです。
次ぎの予定もありましたが、なかなか立ち去ることも出来ず、ただ未練たっぷりに窓から店内を覗いては、ため息をつくばかりでした。


それがこの度、元スタッフや有志たちによる署名活動や精力的な働き掛け【Save Bowne】が功を奏し、再開する方針になった模様です。
再開時期についての公式発表は未だありませんが、今秋からの再開を目指しているとのことです。
(10/14から当面金曜日のみ再開することになったそうです)
これまで運営の一部をボランティアスタッフに依存するなどしていた収益面での課題を、自立に向けた改革で改善できるかが成否の鍵になりそうです。

[Friends of Bowne] 元スタッフによるHP
http://friendsofbowne.wordpress.com/

[Friends of Bowne]フェイスブック
http://www.facebook.com/pages/Friends-of-Bowne/193849200648544

再開を伝えるマンハッタンの地元メディア [DNAinfo.com]

[Save Bowne & Co., Stationers] 存続の請願署名HP
なに活も257番目のサポーターとして署名しましたので、親友のことのように嬉しいです。

なに活の工場にも、復活を願う【SAVE BOWNE】のポスターが貼られているのにお気づきでしたでしょうか?
「願えば叶う」…ホント実感です。
またNYに行きたくなってきました。

このビデオを見れば、きっとこのお店に行きたくなりますヨ!
↓↓↓
http://vimeo.com/11581826


【外部リンク】Zapf展 図録販売に関するお知らせ

※なに活での販売は終了いたしました。

今後の販売については、J-LAF様にて現在準備中とお聞きしております。
詳細はJ-LAF様のサイトをご覧ください。

Zapf展 図録販売に関するお知らせ(外部リンク)http://d.hatena.ne.jp/satoschi/20110926/1317008407


【参考リンク】
 @mojirukai Zapf展の余韻に浸りたくて…【文字るブログ更新:イベント情報】
Zapf展の模様を報告されているblogリンク集
 http://ow.ly/6EEBg

2011年9月18日日曜日

千林商店街さんでのイベントを終えて

昨日のイベントは、おかげさまでたくさんの子どもたちにもご来場いただき無事終了致しました。
ご来場いただいた皆様に御礼申し上げますと共に、千林商店街のみなさま、京阪電気鉄道さまにあらためて御礼申し上げます。














 手フートで敬老の日のカードを刷った後、手書きのメッセージやイラストを書き添えてもらいました。
商店街のかわいいマスコットキャラクターの「ふうわ」ちゃん(http://www.senbayashi.com/info/index.php)の塗り絵カードも大人気でした。
どうやら手フートには子どもたちをも虜にする魅力があるようです。
開始時間前から待っていた子たち。(行列のできるワークショップ?)
もっと刷らせてと言う子たち。(友だちの分だって)
スタッフを質問攻めにする子たち。(勉強熱心やね)
明日も来ると言う子たち。(ごめんね。1日限りなの)
何度も通って来る子たち。(4台の手フートを持ち込み、2時間ごとに版を替えていたのです)
運営スタッフにとっても、とても楽しく、思い出深いイベントになりました。
ご家族連れで参加してくれた子どもたちは、お父さんお母さんと家族の思い出を語り合いながら、一文字、一語と言葉を紡いでいきました。
自然と想いが言葉に込められていきます。















... 言葉は自身を映す鏡のようなもの。
話す言葉や書く言葉が乱暴なるは心の乱れ。
このイベントが、ちょっとした気付きや学びの機会にもなったとしたら、こんなに嬉しいことはありません。

2011年9月15日木曜日

10月度【活版ワークショップin大阪】開催のお知らせ

手フート印刷機名刺ポストカード印刷体験しませんか

《開催日時》
10月15日(土) 午前の部 : 9時~12時 午後の部 : 14時~17時  満席になりました

《ワークショップの概要》
手動式の活版印刷機で印刷体験する半日のワークショップです。
※印刷機は1人1台の割り当てですので、思う存分印刷を楽しめます。
※ナビゲーターが操作のご案内をさせていただきますので、初めての方でも安心です。
※特殊紙大好きスタッフが厳選した特殊紙を刷り比べできます。
※どなたでも楽しく安全に楽しめる水性インキをご用意しています。
 白・金・銀を含め10色のインキを自由に調色できます。
 (油性インキも選択できます)
※樹脂版を使用しますので、自由なデザインを印刷できます。(活字は使いません)
※レインボー印刷やグラデーション印刷、バーコ印刷などの特殊印刷も体験できます。
※作品づくりに没頭できる時間貸しコースも有ります。
(経験者限定。ナビゲーターの付き添いはありません)
(開催場所)
なにわ活版研究所
大阪市北区大淀中3丁目8-11
株式会社大同印刷所 1F
TEL:06-6453-2041 FAX:06-6453-2003

前回のレポートはこちら

《お申し込み方法について》
※下記の申し込みフォームからお願い致します。
※ご応募多数の場合は抽選となることがあります。
 「お申し込み」=「予約成立」ではございませんので、ご了承願います。
※ご予約成立後、1週間以内に参加費のお振込をお願い致します。
※お客さまのご都合による予約のキャンセルは出来ません。
****************************************************************************
名刺印刷コース 4,800円(3h) ⇒ 満席
はがき印刷コース 5,500円(3h) ⇒ 満席
 午後の部のみ空席ございます。
※参加者がデザインしたデータを樹脂版に製版して印刷します。
※樹脂版の製版も体験できます。
※ナビゲーターが操作のご案内をさせていただきますので、初めての方でも安心です。

【用 紙】ハーフエアコットン<180>、クッション紙など10銘柄の特殊紙を30枚。
               持ち込み可。
【インキ】水性インキ(金銀白を含む10色)。ご希望の方は油性インキも選択できます。
     初めての方やお子様には水性インキをおすすめしています。
     色替えが楽で、レインボー印刷も簡単に楽しめます。
     本格的にチャレンジしたい方や、バーコ印刷が目的の方には油性インキを
     おすすめします。 
【印刷版】樹脂版(1版)を使います。2版目以降はオプションで追加可。
                活字は使いません。
【オプション】樹脂版(2版目以降)1,000円/版。用紙の追加10枚500円
                    亜鉛版(名刺サイズで2,000円~)
                    終日コースに変更(3,000円)
                   ※樹脂版の追加は入稿時までにお申し込み下さい。
****************************************************************************
時間貸しコース(経験者のみ) ⇒ 満席
4,000円(3h/台)、追加1,000円/1h
 ↓詳細はこちらをご覧ください↓
 http://kappan.did.co.jp/p/blog-page_3306.html
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《データ作成・入稿について》
※データ作成のポイントや注意事項はこちらをご覧ください。
※入稿期限は、ワークショップ当日の1週間前です。
※入稿方法は、参加者様にメールでご案内致します。

《ナビゲータのご紹介》
 toku(うお座、AB型)
癒し系天然属。愛想笑いが苦手。かわいい雑貨に目が無い紅一点。
得意技:レインボー印刷、グラデーション印刷
ひと言:世界でひとつの作品を一緒に作りましょう ^0^/

 miya(おうし座、B型)
一見草食系に見えるソフトな物腰だが、根は体育会系。研究熱心。
得意技:グラデーション印刷、バーコ印刷
ひと言:活版印刷を楽しんでいただけるよう、がんばります!

 Y(ふたご座、O型)
なに活の所長。活版資材やコットンペーパーを輸入するほど活版にはまる。
得意技:印圧
ひと言:心に残る印刷をお手伝いします!

Letterpress workshop in Osaka,Japan[Nanikatsu]

2011年9月7日水曜日

Vandercook飼います

念願叶ってアメリカのレタープレス印刷機Vandercookを飼うことになりました。
NY出張の際、ブルックリンのThe ARM(http://thearmnyc.com/)でレンタルしてとても気に入り、グルンパの印刷機と呼んでいた、あの印刷機と同じモデルです。

Vandercookは本来校正刷りを目的としたProof Pressですが、A3~B2サイズを小ロットで刷るのに向いた印刷機としてアメリカのレタープレス・プリンターに人気があり、Youtubeなどでもお馴染みの印刷機です。

iPadの活版印刷体験ソフトに登場する印刷機と言えば判りやすいかもしれませんね。
LetterMpress™ for iPad
なに活が飼うのはSP15という手動式のモデル(インキローラーはモーター駆動)で、1961年から1974年にかけて生産されていたオールド印刷機です。
用紙サイズは最大で14¾" × 20"、版の最大サイズは14" × 18"です。
樹脂版や金属版の場合はメタルベースのサイズにもよりますが、おおよそA3サイズが刷れる印刷機です。
手動式の印刷機ですので、ワークショップや時間貸しレンタルで皆さまにもご利用頂こうと考えています。
現在、梱包や船便の手配など輸入するための準備をすすめているところです。
到着まで約1ヶ月ほど掛かりそうです。
お楽しみに。
(2011年10月28日、我がスタジオに無事到着しました)
Vandercook SP-15 at The ARM/ NYC 2011/5/14


Vandercook SP-15 at The ARM/ NYC 2011/5/14

2011年9月1日木曜日

小口染め(Edge Painting)

今日から9月。
日中は未だ残暑が続きますが、朝晩はだんだん秋らしくなってきましたね。
名刺やショップカードも秋仕様にリニューアルしてみませんか。
今回は紙の端を染める小口染め(Edge Painting)をご紹介します。
ご注文によって加工をしますので、色はご希望によってアレンジ可能です。
チラッと見えるカラーが印象的です。
少し紙厚がある方が目立ちます。
サンプルは特Aクッション0.6です。

小口染めをご検討の方にサンプルを差し上げます。

サンプルプレゼントは終了しました。

2011年8月26日金曜日

ローラー・セッティング・ゲージ活用のヒント

インキローラーと版胴との間隔(ローラーの高さ)は、レタープレスにとってとても大切なポイントであるのはご存知の通りです。
高すぎれば版にインキが供給できませんし、低すぎれば非画線部(インキが付いてはいけない部分)を汚してしまいます。
そんな大切なポイントですから入念に調整するのですが、温度や湿度によってローラーの径が変わるためでしょうか、季節の変わり目には再調整が必要になることがあります。
また、活字の高さは生産国や鋳造所によって異なりますから、これらを使い分ける時にもローラー高の調整が必要になることがあります。
ローラー・セッティング・ゲージによってローラー高の数値管理が可能になりますので、ベストセッティングを記録しておくことにより維持管理がずっとシンプルで楽になります。
すなわち、調子を崩した際に、何が原因かを掴みやすくなるのです。
これもいわゆる「見える化」の1つと言えますね。
これまでにも何度かブログに書きましたが、今回は使い方のちょっとしたコツを公開します。

(参考ブログ)
手フートの飼い方⑥ インキローラーの調整
手フートの飼い方⑦ トラブル診断
http://kappan.did.co.jp/2011/04/blog-post_11.html

【ローラー・セッティング・ゲージの使い方】

手フートを例にして説明します。
はじめにローラーコロとローラーレールを掃除して、異物や汚れを取っておいてください。

①チェースを外します。

②インキディスクにインキをのせ、ローラーにのばします。

版胴の上下左右4箇所を測定します。
ローラーが2本ありますから8回測定することになりますが、
ローラーとコロに問題が無い事が明確な場合は1本のみで良いでしょう。

③最初の測定位置にローラーを移動させます。
 誤差が少なくなるよう、毎回同じ箇所を測定するようにします。
 
④ローラー・セッティング・ゲージを版胴とローラー間に差し込みます。(図参照)
 ゲージにインキの帯が着きます。通過させるローラーは1本のみです。
⑤測定するローラーを過ぎたらゲージの棒をひねって回転させ、インキの帯がどこにも
 触れないように注意しながら引き抜きます。
 下のローラーを測定する時はこの方法で上のローラーをやり過ごします。
⑥ゲージに付着したインキの幅を測定します。
 これでローラー高を相対的に数値化できます。
 インキの帯が細い = ローラー高が高い
 インキの帯が太い = ローラー高が低い
 となる訳です。
 コンパスやディバイダを利用すると測定しやすいです。
 同じ場所を2~3回測定してバラツキが大きいときは、ローラー、コロ、レール、版胴の
 何れかに問題があります。
 版胴の上下左右を測定してバラツキがないかを確認します。
 
⑦試し刷りもしながら最適なローラー高を記録しておきます。
 版の種類(高さ)にもよりますが、2~3mmの間に最適値があるはずです。

プライベート・プリンターさん限定になりますが、ローラー・セッティング・ゲージの販売も行なっています。
活字高0.918インチ仕様 3,000円/個(税別)

活版グッズfor Private Letterpress
ご購入はこちらから

なお、余談ですが、ほとんどの手フートは、ローラー高の調整機構がありません。
(ADANAのようにローラーコロで高低の使い分けができるものもあります)
高くする場合はローラーレールにテープ等を貼ることで調整できますが、レールの高さより低くすることはできません。
その場合は活字やメタルベースと版胴の間に薄紙を入れるしかありません。
調整しきれない場合はローラーの巻き替えを検討する方が良いかもしれません。
(ローラーは消耗品です)

2011年8月7日日曜日

変わったフォント?

今さらですが、5月のNY出張の時の写真を整理しています。
未公開のものから少しご紹介します。
まずは到着初日から。
こちらはメトロポリタンミュージアム。
今回の旅の目的はナショナルステーショナリショーの視察、レタープレス事情の視察と仕入れでしたので、観光らしい観光はできませんでしたが、20年前にも訪れたメトロポリタンミュージアムにはどうしても行きたかったのです。
幸いにして到着日は金曜日で21時まで開館しています。
ホテルには19時前に到着しましたので、荷物を置いてすぐに出掛けました。
企画展はGUITAR HEROESで、John D'Angelico, James D'Aquisto, John Monteleoneという3人のルシアー(弦楽器製作家)のアーチトップギターやマンドリンなどが展示されていました。
http://blog.metmuseum.org/guitarheroes/
常設展は撮影OKとのことでしたので遠慮なく撮らせて頂きましたが、私的利用に限るというお約束がありますから公開は控えます。
特に印象に残ったのは15世紀の羊皮紙の美しい写本です。
Spanish Translation of Saint Augustine's "City of God"
http://www.metmuseum.org/works_of_art/collection_database/medieval_art/spanish_translation_of_saint_augustine_s_city_of_god_cano_de_aranda_toledo/objectview.aspx?collID=17&OID=170009813

あっという間に閉館時間になりました。
一人旅の気楽さからブラブラ散歩がてら歩いて帰ります。
かわいいパトカーを見つけました。
昔ながらのフルサイズセダンのパトカーやタクシーもまだ多く見掛けますが、アメ車=デカイというのは過去のお話になりつつあるようです。
通りの反対側に変わったフォントのポスターを見つけたので近寄ってみます。
フォントと思ったのは子どもたちでした。
このあと陽気なイタリアンのお店で食事。
何かと声を掛けてくれるので、一人きりの食事でも寂しくありませんでした。
いよいよ翌日からレタープレス見聞の修行です。
気が向けば2日目以降のことも書きます。

2011年8月5日金曜日

夏のユルWSレポート

7/27wedに開催したゆるWSの模様です。
大阪の宴会らしく?たこ焼きと焼きそばでスタートです。
私物の業務用のたこ焼き器を持ち込み、レシピにもこだわりました。
印刷の四方式(凸凹平孔)の話題はもちろん、何故か線路の話題で盛り上がります。
クリエイティブ関係者の集まりらしく、著作権や特許についての情報交換もありました。
真面目な話、不真面目な話、オフレコ話で盛り上がります。
誰ですか、私の噂話で盛り上がっているのは(笑)。
お腹が落ち着いたら印刷実験タイム!
まずは手フートと箔押し機で12星座のメッセージカードづくり!
金銀以外にも様々な顔料箔がありますので、赤のリクエストにお応えしてチェーンジ!
素敵なレッドブルになりました。
手フートが6台ありますから、みなさんいろんな実験にチャレンジです。
木口木版+手フート。普通に刷れました。
雁皮紙をバレンで手摺り

なに活定番のレインボー印刷
リノカット+金粉刷り
カリグラフィー+リノカット
カリグラフィー+紙版
カリグラフィー+ウレタンフォーム
刷り上がったカリグラフィー作品は
i-kana カリグラファー 清水裕子さまのブログ
http://ikana.exblog.jp/14224649/
に掲載されていますので、ぜひご覧ください。

全面膜面の製版フィルムを引っ掻いたり削ったりという手法で直接描画し、樹脂版に製版しました。

時間がなくなり、刷りは次回のお楽しみになりました。
以前に印刷実験した内容は
i-kana カリグラファー 清水裕子さまのブログ
http://ikana.exblog.jp/14142909/
に掲載されています。
  
その他にも楽しく体験できるメニューがいっぱいです。
活字ホルダーでペッタンコ
木活字の組版
ダイカットマシンでパッケージやジグソーパズルづくり
ガリガリ ガリ版
タイプ原紙にタイプして謄写輪転機
手漉き紙体験
ミニチュアプレス機
次ぎはIさんがミニチュアプレスで銅版画にチャレンジするそうです。
プチプチやタコ糸を使ったコラグラフ版もおもしろそうです。

次回のユルWS、オープンスタジオをお楽しみに!


なに活ムービー

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