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オールド活版印刷機でレタープレス、箔押し、エンボス、デボス、バーコ(盛上げ)、小口染めの印刷・加工をしている大阪の活版印刷所【なに活】です。
名刺、招待状、ステーショナリー、年賀状のカスタムプリンティング承ります。 ワークショップや、活版印刷機の時間貸しもしています。

大阪府公安委員会 第62113R030016号 株式会社大同印刷所

 なにわ活版印刷所 ホームページ
 https://www.nanikatsu.jp/

   
 活版印刷ワークショップ in 大阪
 レギュラーワークショップは当面お休みします。
 
   
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  なにわ活字店 欧文活字と装飾活字の販売*
   
  なにわレタープレス製版所  樹脂版の製版サービス

ラベル レインボー印刷 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2016年9月9日金曜日

11月度活版ワークショプ大阪 参加者募集のお知らせ

11月19日(土)開催の活版ワークショップ大阪は、ただいま参加者募集中です。
名刺やカードはもちろんのこと、時期的に年賀状はいかがでしょうか?
活版印刷のプロが丁寧にご案内しますので、初めての方もご安心ください。

内容により3つのクラスがございます。
レギュラークラス・・・ご自身のデザインを樹脂版にして名刺やカードを印刷するクラス
活字クラス・・・欧文活字を組んで名刺やカードを印刷するクラス
既成デザインクラス・・・テンプレートからデザインをお選びいただくクラス

クラスの詳細やオプションについては、活版ワークショップ大阪のWebページをご覧ください。
http://www.did.co.jp/nanikatsu/workshop/index.html

木活字を組んだ印刷例です。

















木活字のオーナメントと金属活字の組み合わせ例です。文字はレインボー印刷でグラデーションにしました。

















こちらは既成デザインの一例です。刷り色はご自由にお選びいただけます。
年賀状のデザイン一覧は準備ができ次第ご案内させていただきます。
当方でデータ作成を行いますので、ご希望の印刷内容をお知らせください。



















2015年3月2日月曜日

ワークショップレポート

2月28日(土)に開催したワークショップレポートです。
こちらは活字クラスのお客さまが組み版をされています。
















ムラ取りの時間待ちの間、活字ホルダーで組み版。
















版の準備が整ったところで皆さん印刷開始です。
















この日は何故か皆さん青系の刷り色を選ばれていました。
















くちぶえ活版所の山本さんがゲスト参加。
















仲良し3人組に見えますが、実は初対面のお客さま同士でレインボー印刷を楽しんでおられました。
















二枚と同じものが刷れないという意味では、版画のような感じでしょうか。
お気に入りの配色を目指して、3人で交代しながらチャレンジされていました。
















笑顔と笑い声の絶えないワークショップでした。
















皆さんの作品に刺激され、WS終了後になに活がチャレンジしたのがこちら。
春らしい華やかなカードになったと自己満足。
このデザインは既成デザインとしてご利用いただけますので、レインボー印刷に挑戦してみたい方はぜひチャレンジしてください(レインボー印刷でなくてもOKです)。
















結婚式の招待状を刷りに来られたお客さまです。
こちらのプレスは、アメリカのレタープレスプリンターに大人気のVandercookです。

紙を差したらハンドルを握ってグルンパ!
枚数が多いので、お二人で交代しながら刷られていました。
















心のこもった招待状が刷り上がりました!
























出産や引っ越しのご案内状をレタープレスで刷りたい方も大歓迎です。
初めての方でもナビゲーターがご案内させていただきますのでご安心ください。

2010年11月8日月曜日

手フートでグラデーション印刷

先日のワークショップに初めて参加された方が、素晴らしい技を考案されましたのでご紹介します。
2色目のシルバーを刷っておられた参加者は、細い文字や小さな星のイラストに少し赤みがかったグラデーションを入れたいと思われたそうです。
私たちの説明を待つまでもなく、閃いたように朱色のインキを指先に付け、銀インキを載せたインキ盤に加えて印刷してみると・・・
繊細で美しいグラデーションが表れました。
写真では見えにくいのですが、雰囲気はお判りいただけると思います。
以前ご紹介したレインボー印刷では、細かい文字やイラストにこのような繊細なグラデーションは表現できませんでした。過去記事→手フートでレインボー印刷もぜひ

初めての参加で、表現したいイメージをもとにその手法を産み出されたのは、素敵な挿絵を描かれるデザイナーさんでした。
直感で手法を生み出すその創造力に大変感動し、新技誕生の瞬間に立ち会えて嬉しかったです。

皆様も繊細なグラデーション印刷やダイナミックなグラデーション印刷にぜひ挑戦してみませんか。
活版ワークショップin大阪でお待ちしています。

なぜ手フート独特のグラデーションが産まれるのか?
手フート(手キン)印刷機は、2本のインキローラーと、そのローラーにインキを供給するインキ盤(丸い円盤)だけの大変シンプルな構造です。
手で動かすレバーに連動して、インキローラーはインキ盤と版との間を行ったり来たり振り子のように動きます。
インキ盤はローラーが離れる度に時計周りに少しずつ回転していき、次にローラーを迎える時にインキのムラが出ないように工夫されています。
ローラと水平方向に回転するインキ盤のこの動作が、手フートならではのグラデーションを産み出します。
すなわち、後から足したインキがローラー全体に馴染むまでのムラが、グラデーションとなって表れるのです。
1枚刷るごとにグラデーションは変化していき、ローラーのインキムラが均されてくると無くなってしまいます。
同じグラデーションを何枚も刷りたい時は、インキ盤の回転を止めると、しばらく楽しむことができます。

2010年9月22日水曜日

手フートでレインボー印刷

きれいなグラデーションが楽しいレインボー印刷のコツをご紹介します。
色数や配置に決まりがあるわけではありませんが、まず試して頂きたいのがこちらのパターンです。
インキの量は多すぎるのも少なすぎるのも具合が悪いので、画像のインキ量を参考にチャレンジしてみてください。
単色の場合、インキは少なめからスタートするのが良いのですが、レインボー印刷の場合は後から足すと折角出来たグラデーションが変わってしまいます。インキ量は慎重に決めてください。


インキ盤を回転させてインキを馴染ませていきます。

この程度から印刷を開始してみます。
ローラーに付いた色はこんな感じです。

左から右の順に色が変わっていきました。
気に入った色が出たところでインキ盤の回転を止めれば、同じグラデーションの印刷ができます。
 

色の組み合わせや、インキの配置の仕方で下の画像のようにたくさんのバリエーションができます。

活版ワークショップで使うインキは水性インキですので、色替えも楽です。
あなただけのオリジナルのグラデーションをたくさん楽しんでくださいね。

手フートでグラデーション印刷もぜひ(2010/11/8)

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