左が空押し、右がメディウムで印刷したものです。
画像では判りにくいですが、実物でははっきりと違いがわかります。
(画像をクリックすると拡大します)
メディウムは完全な透明ではなく、ごく薄い黄色になります。
よって、白紙面とのコントラストがはっきりして、絵柄の存在感を強調します。
(用紙はクレーン レトラ 110# Fluorescent White)
メディウムに他の色をほんの少し混ぜるのも良いです。
こちらは、青インキを若干加えたものです。
左と右は配合が異なり、右が濃いです。
ともに上記よりも絵柄がはっきり見えると思います。
(用紙はクレーン レトラ 110# Fluorescent White、印刷はメディウム+プロセスブルー)
スミと混ぜると透かしのようにも見えますね。
こちらも左と右は配合が異なり、右が濃いです。
(用紙はクッション紙0.5、印刷はメディウム+ブラック)
この組み合わせがお気に入りで、Prismのポストカードにも使っています。
大地の地割れをメディウム+スミと、強印圧による凹みで表現しています。
用紙の種類によっては、箔押しユニットを使って熱空押しをする場合もあります。
例えば桃はだのようにフンワリ腰のない紙は、熱空押しにより絵柄のエッジをシャープ出すことができます。
凹んだ部分に出来る影が凹みを印象付けるので、薄い紙や濃い色の紙では凹みが目立たない場合があります。
そんな時にもメディームをぜひご検討ください。
なお、0.4mmより薄い紙は、凹み(デボス)よりも凹凸を付けるエンボス加工がおすすめです。
仕様についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
印刷・加工見本をご覧いただくのが一番わかりやすいので、お近くの方でしたらご来社も歓迎します。
2012/5/29
印刷サンプルプレゼント(終了しました)
サンプル希望のリクエストにお応えして、少量ですがサンプルをご用意しました。
(1):空押し
(2):メディウム
(3)~(5):メディウム+プロセスブルー
の5種です。
(用紙は水彩紙エクセル<220>)
応募者多数の場合は、抽選になります。(5/31締め切り)
当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。
2012/5/30
インキの色・・・WSでチャレンジしたい方へ
左上から時計回りに、プロセスブルー、メディウム、印刷見本3、4、5の特色。
インキの色が印刷物より随分濃く見えます。
インキの色が印刷物より随分濃く見えます。
実際の発色は、インキ量、印圧、用紙の種類によっても異なります。
慣れるまで試行錯誤しますが、それもまた楽し。
慣れるまで試行錯誤しますが、それもまた楽し。
WSでチャレンジされる方はご参考になさってください。