このワークショップは、手で描いた原稿をパソコンなどを使わずに樹脂版に製版するという超アナログな手法です。
まずは手描きの原稿を作成します。
アイデアのネタになりそうな資料もご用意しておきました。
事前に構想を練っておられた方、当日の即興性を楽しみにされていた方など、楽しみ方はいろいろ。
お気に入りのステンシルを持って来られた方も
タイプライターの文字も直接製版できます。
初めての方は、キータッチの重さに驚かれます。
手描きの温かみを感じる原稿が出来上がりました。
次ぎは、いよいよ製版フィルムの作成です。
原稿を製版フィルムに重ねて露光します。
露光の後、水で洗い出します。
少しずつ絵柄が浮き出てくる感動のシーンです。
「おーーー」という歓声も。
製版フィルムが出来上がったら、次ぎは樹脂版の製版です。
露光―洗い出し―乾燥―後露光という流れで製版します。
遂に樹脂版が完成しました。
手前から下書き、原稿、製版フィルム、樹脂版です。
ここからはレギュラーのWSと同じ内容です。
樹脂版を手フートにセットして印刷開始です。
カラーガイドを見ながら特色を練ったり、レインボー印刷やバーコ印刷などの特殊印刷にも挑戦。
手フートはお一人1台の割り当てなので、思う存分刷っていただくことができます。
飾り罫とタイプライターの文字がいい感じです。
版を切り分けて2色刷りに挑戦されました。
他の方の刷り上がりを見ながら話が弾みます。
刷りたてホヤホヤで、早速カードの交換を。
みなさんに喜んでいただけましたので、次回はポストカード編も企画したいと思います。