廃棄される植物繊維から手漉き紙を漉いています。
大阪産(もん)の紙ということで、「なにわ紙」と名付けました。
生産や流通・加工の工程で発生する皮や茎などがその原料になります。
原料を選別して大きな鍋で煮熟したあと、ビーターという機械で繊維をほぐします。
繊維はナチュラルな生成り色をしています。漂白することで白くする事もできます。
漉桁という道具で紙を漉きます。治具を作成することで変形サイズも作ることができます。
ゆっくりと脱水を行います。
板に貼って乾燥させます。電気式の乾燥機を用いることもあります。
環境に配慮した体験型のプログラムとしてオリジナルの手漉き紙と活版印刷の体験までトータルにご提供させていただき、企業価値向上のお手伝いをさせて頂きます。
たとえば、農業生産者におかれましては、出荷される製品に由来するオリジナル紙製品として出荷額の増加や、ブランディング力向上を図ります。
また、紙漉きや印刷体験といった新サービスの提供も可能となり、六次産業化の取り組みに寄与します。
「なにわ紙」を紙加工技術展2022に出展します。
事前申込制です。こちらからお申込みいただけます。
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=35977
【紙加工技術展2022】
※完全事前申込制
第1回 : 2022年4月21日(木) 13:30-17:00
第2回 : 2022年4月22日(金) 10:00-16:00
大阪産業創造館 3F・4F ※受付は4F
〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5