制作物の内容をお打合せさせていただき、版は樹脂凸版を、用紙は和紙を用いることになりました。
印刷する前の週に、いつもお世話になっている名塩の谷徳製紙所さんへご案内させていただきました。
名塩紙の特長や製法を見学した後、お好みの用紙をお買い求めになられました。
活版印刷は自国のフランスとアメリカで経験があるそうですが、樹脂凸版の製版とインキの調色は初めてとのこと。
製版は順調に進みましたが、調色は紙色との兼ね合いで目標の色に合わせるのに苦戦されていました。
凹みを強くしたいというリクエストがありましたので、胴張りを調整してセッティングを追い込みました。
思い通りの印刷ができてニッコリ良い笑顔ですね。
自分も次に修行の旅に出かける時には挑戦してみたいです。