年末年始の社休日とさせていただきます。
1月7日(月)から通常営業をいたします。
2012年も活版(凸版)印刷・レタープレスを通じて国内・海外の方々と多くのご縁をいただきましたこと、お世話になりました皆々様にあらためて御礼申し上げます。
2013年も版、印刷、加工、それぞれの視点から紙の魅力を引き出すべく研鑽に励む所存です。
僅かでも皆さまの創作活動のお役にたてることがあれば、こんなに嬉しいことはありません。
来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
どうぞ良い新年をお迎えください。
なに活 Annual Report 2012
3月
・手フート4台で原色刷(活版での4c印刷)に挑戦
活版全盛期には、カラー印刷も活版(凸版)印刷機で行われていました。
凹みだけが活版の魅力では無いとの想いから挑戦しました。
自社製版の利点を活かし、スクリーン角度や線数など製版条件も変えて検証しました。
4月
・廃業される活版印刷所にてフリマを企画
中馬鉄工所の珍しいチャンドラータイプのプレスや、
今や希少品の活版校正機をはじめ、大切に使われてきた
活字や道具たちが引き継がれていきました。
・黒い用紙への小口染め開始
発色が紙色の影響を大きく受けるので、どんな色でもという訳にはいかないのです。
5月
・Prismショップが常時営業に
OPEN 11時 CLOSE 18時 (第一、第二土曜、日・祝日休)
・シンガポールのレタープレスプリンターが来訪される。
アメリカからVandercookを輸入されるなど共通点があって、プレスのこと、
紙のこと、版のことなど話が尽きませんでした。
OPEN 11時 CLOSE 18時 (第一、第二土曜、日・祝日休)
アメリカからVandercookを輸入されるなど共通点があって、プレスのこと、
紙のこと、版のことなど話が尽きませんでした。
6月
・鉛筆名入れ箔押し機入手
自分用にも、プレゼント用にも。
自分用にも、プレゼント用にも。
・なに活ゆるキャラ総選挙でテフウトくんが一位に
風車とグルンパもゆるキャラになりました。
・点描画作家さん+レインボー印刷のコラボ
レインボー印刷がなに活のライフワークとなりつつあります。
7月
・たこ焼き&活版のゆるWS開催
印刷の四大方式、
・凸版(樹脂版)
・凹版(銅版)
・孔版(謄写版)
・平版(PS版)
の全てを体験できるカードづくりをしました。
・京都精華大の不調アダナを診にいく
調整により無事調子を取り戻しました。
(画像は京都精華大学版画コースのWebより引用)
・新・活字ホルダーの取扱いを開始
Antikを手に取ってご覧いただけます。
・レインボー印刷2版組み合わせ
2種のレインボー印刷を重ね刷りしました。(レインボー2版+スミ版)
8月
・銅版のフォトエッチングWS開催
銅版画の技法のひとつ、フォトエッチング(写真製版)で
オリジナルの作品を制作しました。
・Printers Fairに出店
LAのパートナーの協力により、The International Printing Museumで
開催されたPrinters Fairに出店することができました。
http://kappan.did.co.jp/2012/10/la-printers-fair_22.html
http://kappan.did.co.jp/2012/12/la-printers-fair.html
・金属活字+レインボー印刷
インキの乗る面積が小さい分、理想の配色を出すのが難しいけど、
却ってそこがおもしろかったり。
・小口のマーブル染め
マーブル模様の作り方は奥が深く、引き続き研究中です。
・アンティーク加工
100年前の印刷物をイメージして加工しました。
大阪市内の活版印刷にまつわる名所・旧跡をまとめました。
・京都精華大のポリマー版画講座で作品づくり
感光性樹脂版による凹版画の制作工程を学びました。
右下の文字は、新・活字ホルダーを使って入れました。
凹版と活版のコラボなんて一人で盛り上がっていました(汗)。
12月
・テフウトくん立体化
スタッフmoruの力作です。
了