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オールド活版印刷機でレタープレス、箔押し、エンボス、デボス、小口染めの印刷・加工をしている大阪の活版印刷所【なに活】です。
名刺、招待状、ステーショナリーのカスタムプリンティング承ります。 ワークショップや、活版印刷機の時間貸しもしています。

大阪府公安委員会 第62113R030016号 株式会社大同印刷所

 なにわ活版印刷所 ホームページ
 https://www.nanikatsu.jp/

   
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2011年3月6日日曜日

4/16(土)オープンハウス体験・相談会「紙、いいかも」のお知らせ

4/16(土)9時-17時、オープンハウス体験・相談会を開催します。
40年以上昔のドイツ製の活版印刷機と、手フートという手動式の活版印刷機が現役でお仕事をしている小さな印刷所です。
ご予約不要で無料です 。
ご都合の良い時間にお越しください。
(なに活では金属凸版と樹脂凸版で印刷をしています。活字組版は行っていません。)
【こんな方に】
・活版印刷機を見学したい方
・手フートの印刷、箔押しやエンボス加工を体験したい方
・紙のこと、インキのこと、印圧のことなど相談したい方
・活版deコラボでどんなことが出来そうか興味のある方
・印刷機の入手やメンテナンスでお悩みのプライベートプリンターさん
印刷体験コーナーでは箔押しやエンボス加工も体験できます。
そのほか、カフェコーナーとプライベート・プリンターさん向けの洋書や輸入資材の販売コーナーを設けます。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://kappan.did.co.jp/p/blog-page_27.html
なお、カフェコーナーには東北地方太平洋沖地震の義援金箱を設置し、日本赤十字社を通じて募金させていただきます。
語りだすと止まらない話題は、
・The印圧
・活版(凸版)にオススメの紙たち
・用紙の銘柄によるインキ発色の違い
・3種の樹脂版の可能性
・樹脂版と金属版の使い分け
・空押しあれこれ(熱空押し、メディウム、etc)
・出力線数あれこれ(85L,100L,133L,150L)
・アメリカで定番の100%コットンペーパー「Crene Lettra」
・手フートの整備のポイント

【開催場所】※予約不要・無料
なにわ活版研究所
大阪市北区大淀中3丁目8番11号 (株)大同印刷所1F
TEL 06-6453-2041





【電車でお越しの方】
JR環状線「福島」より徒歩約12分
JR東西線「新福島」、阪神電車「福島」より徒歩約15分
JR「大阪」、阪急電車「梅田」より徒歩約20分

【車でお越しの方】
駐車場のご用意はございません。
近隣のコインパーキングをご利用ください。
収容台数が少ないので、公共交通機関のご利用をおすすめします。


Naniwa Kappan Kenkyusho(Nanikatsu)
3-8-11,oyodo-naka,kita-ku
Osaka,531-0076 ,Japan
http://kappan.did.co.jp

Nanikatsu is a letterpress studio in Osaka,Japan.
We can print “washi” (Japanese unique paper) for cards,invitations and more.
Equipment in the studio include a 10x15 Windmill(TP),Delmax,Tefuto(Hand Press) and photopolymer platemaker.
Also we offer workshop of Tefuto(Hand Press).

2011年2月28日月曜日

手フートを愛するプライベート・プリンターさんへ

手フートに関する記事をご覧になって、ご自宅で印刷を楽しまれている方からのお問い合わせ・ご相談をいただくようになりました。
ご縁あって印刷機を入手されても、印刷機の調整や、版・インキなど資材の調達に悩んでおられる方が結構いらっしゃることを知りました。
アメリカではプロ・アマチュア問わず誰でも参加できるWebのコミュニティがあり、意見交換やアドバイスなど盛んに交流されています。
日本にもプライベート・プリンターさん同士が気軽に情報交換できるような場ができればきっと楽しいはず、と考えています。
そんな想いで、アメリカで良く使われているディープレリーフの樹脂版のサンプルプレゼントを企画しました。(対象はプライベート・プリンターさん限定です。同業不可)
紙の選び方や胴張りの仕立て方によっても結果は異なるはずですので、みなさんのテスト結果や使い方の工夫などを共有していけたらと思います。
ブログで度々ご紹介している、厚みが約1.5mmの硬いタイプです。
印圧とシャープさの両立を求めると金属版が優位ですが、版の面積に比例して樹脂版と金属版の価格差は大きくなります。(樹脂版<金属版)

下記に当てはまる場合は、樹脂版も含めてご検討いただく事をおすすめしています。
 ・ハガキ以上の判型で全面にデザインがある
 ・小ロット
 ・イラストや線画が大半のデザイン
 ・小さな文字や明朝系の文字を使っていない
 ・印圧によるボリューム増を考慮してあらかじめデータを調整できる

文字の周囲に飾り罫を入れるなど、印圧が分散するようレイアウトの工夫をすれば、印圧による文字の太りも気にならない程度に抑えることもできます。
ただし、版のサイズが大きくなるほど手動式の印刷機では凹ませるのが難しくなります。

(参考記事)
 印刷実験【クッション紙と特Aクッション】 http://kappan.did.co.jp/2011/02/blog-post_24.html
 印刷実験【樹脂版と強印圧】 http://kappan.did.co.jp/2010/11/blog-post_18.html
 印刷実験【樹脂版と金属版】 http://kappan.did.co.jp/2010/09/blog-post_24.html

テストされる上での注意事項ですが、この樹脂版は厚みが約1.5mmあります。
手フート、アダナなどプラテン(平圧)式の印刷機は、ローラーの高さと胴張りの厚さの調整が必要になります。
これを正しく行なわないと、正確な評価はできませんのでご注意ください。
なに活では高さの異なるメタルベースを使っており、調整なしで使い分けが可能です。
それから、紙が凹むほどの強印圧は、手フートなど手動式の印刷機にとっては大変厳しいものであり、機械が損傷するリスクを常に伴うことを知っておいてください。
(なに活のワークショップでは、手フートでの強印圧はご遠慮頂いています。)
特に金属活字や木活字では、大切な活字にもダメージが及びます。

アメリカのレタープレスで強印圧が手法として一般的になったのは、使い捨てを前提にできる樹脂版の普及とリンクしていると思います。
(とは言え、金属版より安価ですが、オフセット用の版より高価です)
樹脂版は硬さによって表現を変えられる魅力的な版材です。

樹脂版は版画の分野でもポリマー版画として利用されており、活版(凸版)でも、もっと可能性があると思います。
「ポリマー版画、感光性樹脂版による版画技法」 (京都精華大・武蔵篤彦先生)
http://www.kyoto-seika.ac.jp/event/kiyo/pdf-data/no32/musashi_atsuhiko.pdf
こちらを読んで頂ければ単なる安価な代替手段という考え方はきっと変わるはずです。
活字、金属凸版、樹脂凸版それぞれに特長がありますから、版材を使い分けると表現の幅が拡がります。

なお、プレゼントの対象は、個人で趣味や作品づくりとして活版(凸版)印刷を楽しまれて方に限らせていただきます。
また、前述の趣旨により、使用後のレポートにご協力いただくことも条件とさせていただきます。
こちらからお申し込みください。(予定数量に達し次第終了します)

また、これから活版印刷を始めたい方には、印刷機の入手や新品の活字、樹脂凸版、金属凸版、インキなどの入手もお手伝いさせていただきます。
(プライベート・プリンターさん限定)
メタルベースやファニチャなどなど、入手困難な資材の入手もお手伝いします。
(プライベート・プリンターさん限定)
珍しいエンボス機や罫切り器などもご希望があればお探しします。
うさぎに似てるかわいいエンボス機

2011年2月24日木曜日

印刷実験【クッション紙と特Aクッション】

インキの光沢や発色は、用紙の種類や特性(塗工の有無、平滑度、白色度など)に大きく影響を受けます。
上質紙とコート紙ではそれらが異なる事をご存じの方は多いと思います。
(PANTONEの上質紙のカラーチップをおすすめしている理由です)
また、アート紙やコート紙のなかでも、グロス系、マット系、ダル系によっても異なりますし、版の素材(金属か樹脂か)や硬さによっても変わります。
他にも胴張り、印圧、インキの特性など影響を与えるパラメーターはあります。
「活版印刷だから○○○」という事をおっしゃる方がいらっしゃいますが、実は思いこみや誤解では・・・と思うことも少なくありません。

以前にも用紙の銘柄による発色の違いをブログ(http://kappan.did.co.jp/2010/10/crane-lettra.html)に書きましたが、先日刷り比べたものをご覧ください。
左はクッション紙1.0、右は特Aクッション1.0です。
インキ、版、印圧など用紙以外の印刷条件は全く同じです。
画線部に凹みが出るよう強印圧に設定し、インキ量は多め、ディープレリーフ・ハードタイプの樹脂版を使いました。
頭で理解はしていても、ここまで違うかと驚きました。

ちなみに文字はこんな感じ。(クッション紙1.0)
製版フィルムはこれです。
文字の太りは許せますか?許せませんか?
他人の受け売りではなく、ぜひご自身の目で判断なさってください。

金属凸版と樹脂凸版の比較は、単純に良い悪いと言えるものではありません。
特に樹脂版には硬さのバリエーションもありますから、表現の幅も拡がります。
お悩みの際はぜひご相談ください。
サイズ、デザイン、用紙、用途、印圧、数量、ご予算によって使い分けをご提案させて頂きます。

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